12日朝の三条市は、前夜からの降り続く雪で午前9時の積雪は18センチに達し、この冬初めて市内全域で除雪作業を行った。
冬型の気圧配置となった前日11日から雪が降り、三条市消防本部南分遣所の観測では、同日午前9時に積雪2センチを記録した。夜から本格的に降り始めた雪で積雪は増し、午後11時に10センチ。12日には午前7時16センチ、9時18センチとな増えた。
三条市の三条地区では、深夜から山手を中心に除雪車が出動して除雪作業を開始。その後も市内各所で通勤時間帯を避けて、除雪車が出動した。
市街地でも青空駐車の車は、出勤前に車に積もった雪をスノーブラシで落とさなければならないほど。家や店の前でスノーダンプやスコップで雪かきする市民も目立ち、冬の新潟らしい光景だった。
三条市内の今シーズンの除雪出動は、三条地区ではこの日が初めて。積雪の多い下田地区では、昨年12月11日に森町の一部で除雪が初出動し、17日、30日、年が明けて1月11日、12日と計5回の出動となった。栄地区では、前日11日に山手を中心に出動し、本日12日は初めて除雪計画路線全線に出動した。