16日午前10時ころ、三条市下田地区で屋根の雪下ろしをしていた男性が転落して死亡する事故があった。
亡くなったのは三条市棚鱗、農業横田昭一さん(73)。同じ下田地区の笹岡地内にある弟の自宅で弟とふたりでスコップを使って2階の屋根の除雪していた。
弟が昭一さんの姿が見えないことに気づき、確認したところ地面に倒れている昭一さんを発見し、119番通報した。
昭一さんは意識不明の重体で三条市内の病院に運ばれたが、午前11時35分に死亡した。死因は調査中だが、医師によると大動脈が破裂しており、それが原因で転落した可能性もある。
2階の屋根は高さ8メートルほどあり、約50センチの雪が積もっていた。家から近いところには、屋根から落とした柔らかい雪が積もっていたが、昭一さんが転落した場所は少し家から離れていて厚さ10センチほどの圧雪だった。