三条市八幡町、八幡宮で献灯祭が行われた14日夜、三条市荒町1、槻田神社でも献灯祭が行われ、主に八幡宮の献灯祭の参拝がてらの人が参拝に訪れた。
槻田神社は荒町の鎮守。三条市体育文化センターの斜め向かいの交差点角にある。拝殿にろうそくを10本ほどともし、境内ではかがり火をたいて古いしめ縄などのたきあげも行った。参拝者は忘れたころにぽつぽつと訪れるていど。拝殿で手を合わせ、お神酒とあたりめをいただいた。
槻田神社は式内社との説もあり、創建の年代は定かではないが歴史は古く、八幡宮に近いこともあって「裏八幡宮」とも呼ばれる。槻田神社の献灯祭もいつ始まったかはわからないが、なかった時代を知る人はない。
八幡宮では最大で30kgもある大ろうそくうが奉納されるが、槻田神社でも以前は八幡宮のような大ろうそくが奉納されていたが、2009年に拝殿を新築してから一般的な和ろうそくに変えている。大ろうそくを載せる台は今も保存しており、火を守る人は「いつか復活させたい」と話していた。