15日の三条は、最低気温が−5.3度とこの冬いちばんの厳しい冷え込みだったが、最高気温は1.4度で氷点下を脱出、2日連続の真冬日にはならなかった。
日中は晴れて毎正時の観測値では午前11時の0.4度で気温がプラスに転じ、13日午後4時に気温が0度を割ってから43時間ぶりに氷点下を脱出した。
夜は再び氷点下となり、晴れて星が見えることもあったがそれほど気温は下がらず、16日明け方の最低気温は−1.7度だった。15日夜は月が明るく、積もった雪が月明かりを反射して明るい夜だった。
新潟地方気象台の16日午前5時41分の発表では、県内は17日にかけてなお大雪やふぶきによるおそれがあり、交通障害、電線や樹木への着雪、なだれ、落雷、突風に注意を呼びかけている。
日本付近は冬型の気圧配置となっており、16日は北陸地方の上空約5000メートルに、氷点下39度以下の寒気が流れ込む見込み。県内は17日にかけて大雪となる所があり、17日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で下越が平地10センチ、山沿い40センチ、中越が平地10センチ、山沿い70センチ、上越が平地10センチ、山沿い80センチ、佐渡5センチ。