オリンピック・パラリンピック等経済界協議会によるプログラムの一環で、燕市と弥彦村の職員と関係者向けのモンゴル国異文化理解教室が、2月1日午後1時半から燕市役所で開かれる。
講師は、いずれもモンゴル駐在経験のあるKDDI株式会社の吉岡満氏と伊藤忠商事株式会社の大畑麻紀氏。モンゴルの概要、モンゴル人とのコミュニケーションのポイント、覚えておくと便利なモンゴル語、モンゴルの数字・時間、モンゴルでのマナーなどについて聞き、3時に終わる。
参加者は燕市と弥彦村の職員をはじめ、ホストタウン燕市推進委員会委員、商工会議所、商工会、国際交流協会、観光協会、弥彦モンゴル友好協会の役員や会員など合わせて約90人。
燕市と弥彦村は、新潟県、新潟市、長岡市、五泉市とともに取り組む「モンゴル・新潟交流促進プロジェクト」が昨年、2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン構想に登録された。燕市は東京大会でモンゴルのパラアーチェリー協会の事前合宿を受け入れるが、それに先立って昨年はリオ大会に向けた事前合宿も受けいれた。
弥彦村は、モンゴル出身の横綱日馬富士が所属する伊勢ヶ浜部屋との交流から、おととしから弥彦モンゴルフェアを開き、昨年はモンゴルのエルデネ村と友好都市になっている。
また、昨年12月には今回と同じオリンピック・パラリンピック等経済界協議会によるプログラムの一環で、毎年恒例の弥彦村スポーツ少年団交流会にトヨタ自動車硬式野球部の2選手が参加した。