三条市のセカンドライフ社会参加支援拠点「セカンドライフ応援ステーション」は20日、三条東公民館で1月の「セカンドライフ応援セミナー」を開き、NPO法人三条おやこ劇場理事長の三条市・兼古和枝さん(59)を講師に兼古さんが取り組むボランティア活動について聞いた。
テーマは「ボランティアってなんだろう!〜だからボランティア活動が好きの体験談〜」。60歳以上の男性3人、女性5人の8人が参加した。
兼古さんは30年近く前から三条おやこ劇場で活動しているほか、自宅前に花を植えたり、市内で行われるうたごえ喫茶を開催したりといったボランティアに加わっている。
兼古さんはそれらのボランティアの体験談を話すとともに、後半はボードゲーム「カロム」の普及ボランティアも行っていることから、参加者からカロムも体験してもらい、楽しみながらボランティアについて知ってもらった。
参加した2年前に現役を退いた内山稔さん(63)は、新潟大学卒業生。体調を崩していたが、前月に行われた現役新大生が三条市のポケットパークを整備する事業をボランティアで手伝った。「わかりやすい話だった。楽しくやることやコミュニケーションが大事だと思った。カロムもおもしろかった」と刺激を受けていた。