三条市を拠点に奉仕活動を行う三条ローターアクトクラブ(有坂春菜会長)は22日、三条市西本成寺1、障がい者居住支援拠点施設「長久の家」で恒例のもちつき大会を開き、利用者などにつきたてのもちを味わってもらった。
ローターアクトクラブは、青年男女のための、ロータリークラブが提唱するクラブ。三条ローターアクトクラブでは、同クラブの地域の清掃活動をはじめ、社会奉仕事業の一環として長久の家との交流活動は、長年続いており、もちつき大会はことしで41年目となった伝統行事だ。
「長久の家」は昨年6月1日、建物の建て替えとともに、これまでの「知的障害者通勤寮」から、グループホーム長久の家、地域活動支援センター 長久、障がい者就業・生活支援センター ハート、相談支援センター ハートの4つの部門からなる「障がい者居住拠点施設」として新たな事業を開始。昨年までのもちつき大会は、入寮者を対象に夜間に開いたが、今回は昼に開いた。
会場は、「地域活動支援センター 長久」の活動室。同施設のグループホームの利用者や地域で自立している人など35人と、三条市内のロータリークラブの会員5人、ローターアクトクラブは有坂会長はじめ会員9人が参加。
きねとうすを使ったた昔ながらのもちつきで、会員や利用者などが順番にきねを振り上げ、「よいしょ!」のかけ声とともについていった。
毎年、楽しみにしている人も多い。慣れた人には「上手らね〜」、初めての人には「頑張って」と声援もとぶ和やかな雰囲気。つきあがったもちは、会員が朝から準備したあんこ、きな粉、ずんだ餡、砂糖醤油の4種類からお好みを選び、しょうゆベースの雑煮とともに参加者全員で味わった。