三条市の酒蔵、福顔酒造株式会社(小林章社長・三条市林町1)は、厳冬期の今しか味わえないしぼりたての生原酒「えちご只今さんじょう」をことしも数量限定で販売しており、2月11日と3月25日発売分の予約を受け付けている。
同社の蔵では、昔ながらの酒造りを行っている。いい酒を造るには寒さの厳しい時期に仕込むことで、10月下旬から4月中旬にかけて酒造りを行う。
できたての新酒を味わってもらおうと毎年、酒の種類を決めずにしぼったばかりの酒を年末から4回、瑠璃(るり)色のボトルに入れて「えちご只今さんじょう」(500ml・税抜1,300円)として販売している。
中身は、そのときにできあがったベストな酒ということで、毎回、違う種類で計4種類の「えちご只今さんじょう」が誕生。時期によっては大吟醸になることもあり、福袋的な楽しみも人気のひとつだ。
新酒は、成熟した酒とは違ったフレッシュな香味が特徴で、アルコール度数は通常より3、4度高い18度ほど。今しか味わえない限定酒で毎回、違った味わいが楽しめことから、4回とも購入する人も多く、1回に5本、10本とまとめ買いするファンもいる。
今シーズンは、昨年暮れと1月の2回はすでに発売。3回目の発売は2月11日で、自分で味わうのはもちろん、バレンタインデーにちょこを添えてプレゼントしてもいい。4回目は3月25日に発売予定。数量限定のため予約のみで終了する場合もある。問い合わせは、福顔酒造(電話:0256-33-0123)へ。
http://www.fukugao.jp/
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