三条市・県央医師会応急診療所を構成する三条市、燕市、田上町、弥彦村の4市町村長は、23日付けで小池清彦加茂市長に対し、県央医師会応急診療所の構成市町村に参加し、応分の負担する要請を行った。
加茂市の担当課に直接、要望書を届けた。同診療所は2009年4月に開設し、構成市町村の負担金で運営しているが、これまで加茂市は負担金を払ったことがなく、13年から毎年、負担の要請を行っており、今回で5回目の要請。これまで要請に対する回答もない。
要請書では、加茂市民が年度平均1,200人を超えており、安定した運営を続けて14年4月から土曜午後診療の拡充にも取り組んでいる一方、県央基幹病院は16年7月に整備基本計画が策定されて22年度まで早期の開院を目指した取り組みが着々と進み、小池加茂市長の懸念も払拭されているとして適切な対応をと応分の負担を要請している。