道の駅「燕三条地場産センター」では、1月に入ってから毎週土、日、月曜と3日間、三条六角巻凧の製作実演を行っている。
実演を行っているのは、三条市東三条1、小林凧屋の二代目小林祥二さん(75)。出雲崎町の道の駅「越後出雲崎天領の里」がオープンして以来、施設内にある天領出雲崎時代館で土、日、月曜、祝日に凧づくりの実演を続けているが、厳寒期は来館者が少ないこともあり、とりあえずこの1月から燕三条地場産センターで実演を行うことになった。
28日は天気も良く、燕三条地場産センターの客足も好調だった。勇壮な武者絵が描かれた三条六角巻凧は新年を祝うにもふさわしく、注目度は高い。
小林さんは無形文化財の小国和紙で凧を作る。和紙を使う枚数が多いほど大きくなり、3枚張り(3,240円)と4枚張(4,000円)が売れ筋。「おかげさまでお客さんが見てって買ってってくれる」と小林さんは喜んでいた。
実演は午前10時から午後4時まで。1月は29日(日)と30日(月)の2日間を残すだけだが、2月も後半は実演を行う。その後については未定だ。