新潟県伝統的工芸品展が28、29日の2日間、長岡市・アオーレ長岡で開かれており、加茂桐箪笥、三条仏壇、越後三条打刃物、にいがた県央マイスターなど県央地域をはじめ県内9産地と、新潟県央マイスターが出展。実演や展示・販売のほか、体験も行い、家族連れなどが、伝統工芸士とふれあいながらその技術にふれている。
「新潟の伝統の技にチャレンジ 今日は一日 職人体験」をテーマに、各産地が実演コーナーや参加体験コーナーを用意している。
三条仏壇の三条・燕・西蒲仏壇組合では、金具彫金の実演を行い、体験では蒔絵(まきえ)のひな人形製作体験(1,500円)。越後三条打刃物の越後三条鍛冶集団は、包丁研ぎ実演(1丁800円〜)とアルミニウムのペーパーナイフ作り(300円)。加茂桐箪笥協同組合では桐製のあんどんの製作体験(300円)。
このほかにも、小千谷織物同業協同組合のかすり糸の機織り体験、村上堆朱事業協同組合の箸の彫体験など、さまざまな体験が行われている。
「青少年のための科学の祭典」と「長岡ものづくりフェア」との同時開催で、入場無料。29日は午前10時から午後4時まで。新潟県:1/28-29開催「第33回新潟県伝統的工芸品展」