「節分」の2月3日に三条市・法華宗総本山本成寺で行われる節分大祈願会に向けて29日、ことしも同寺の檀信徒でつくる本成寺婦人会(渡辺睦子会長)では、参拝者に販売するくじ入りの福豆約27,000袋の袋詰めを行った。
婦人会会員約70人と男性の世話人約20人が参加して午前9時から作業。会員は白いかっぽう着に「本成寺婦人会」とあるたすきを着け、「福豆」と印刷された白い紙袋に、透明の袋に入った豆とくじを入れ、セロハンテープで止めるといった流れ作業を手際よく行った。
大竹会長は、節分大祈願会は、一般の方も参加できる本山の一大イベントと話し、「ぜひ大勢の方に来ていただきたい」と話していた。
くじ入りの福豆は、2月3日の午前9時45分ころから1袋100円で販売する。景品は、事業所から寄付された品物などで、ことしも自転車やテレビ、旅行券、布団をはじめ、ストーブ、コメ、ポケットティッシュなどが空くじなしで当たる。当日は午後1時と3時からの2回、大祈願法要と豆まき鬼踊りが行われる。
会場の本成寺には一般の駐車場はなく、三条市上須頃地内の「三条防災ステーション」(三条競馬場跡地)が臨時駐車場となり、午前10時から午後4時半ころまで同駐車場と本成寺を結ぶ無料のシャトルバスが運行される。