鈴木力燕市長は31日、市役所で定例記者会見を行い、天神講菓子展の開催、長善館史料館所蔵資料の目録完成、燕市中央公民館のグランドオープンなど13項目を発表した。
2月1日に行われる東京電力柏崎刈羽原発が立地する柏崎市長、刈羽村村長との3者会談について、先に米山隆一知事が住民の避難計画の議論が中心になると話したことについて感想を求められた鈴木市長は、「しっかり実効性のある計画につくらなければならないという問題意識がある」とした。
燕市の一部は、柏崎刈羽原発から30キロ圏内に入っているが、過酷事故では「県外への避難も想定しなければならない」とし、そこから先は「市町村レベルの話ではない」、県外への避難については「県が中心となってどうするか、受け入れ先などを調整してもらわなければならない」とした。
県外への広域避難については具体的な検討が進んでおらず、「避難計画についてまだまだやらなければならないことがあり、それについてこれから勢力的に取り組むことについては歓迎したい」と賛同した。