恵方巻きのおともに鬼の金棒と鉄球に見立てたジャンボエビフライと鳥のから揚げのセット (2017.1.31)

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「節分」に食べる恵方巻きのおともに、鬼の武器の金棒と鉄球をと燕市地蔵堂本町1、寿司割烹「惣六(そうろく)」(小柳貢一郎店主)では、金棒に見立てたジャンボエビフライと鉄球に見立てた鳥のから揚げのセットを販売している。

 寿司割烹「惣六」の右が鬼の金棒と鉄球に見立てたジャンボエビフライと鳥のから揚げ、左が一般的なサイズのエビフライ
寿司割烹「惣六」の右が鬼の金棒と鉄球に見立てたジャンボエビフライと鳥のから揚げ、左が一般的なサイズのエビフライ

ジャンボエビフライは、しっぽを含めると長さ20センチ近くもある文字通りのジャンボサイズだ。ふだんの市場では安定して手に入らない大きさで、問屋に頼んでとってもらっている。

それに鳥のから揚げ2つと野菜サラダがセットになって800円。さらにパン粉の代わりに細かくしたパンを使って表面にでこぼこを作り、金棒や鉄球についている“とげ”を表現した。パンがさくさくした食感も生んでいる。

昨年初めて節分にあわせて作ったセット。昨年は一般的なサイズのエビを使ったが、金棒の迫力を表現するためにジャンボサイズのエビを調達した。

 ジャンボエビフライと鳥のから揚げのセット、表面はパンを使ってでこぼこに
ジャンボエビフライと鳥のから揚げのセット、表面はパンを使ってでこぼこに

恵方巻きも上特生太巻き2,500円、生太巻き1,600円、精進太巻き800円とそれぞれハーフサイズも用意。ことし新たに長持ちする10品目の具を巻いた寿太巻き1,300円を新発売して恵方巻きをアピールしている。

店主の小柳貢一郎さん(55)は2代目で、初代の父昭夫さん(85)も今も一緒に店に立つ。20年ほど前には地元ではまったく聞かなかった恵方巻きも、今ではすっかり普及した。

しかし夕食に恵方巻きだけでは物足りないが、金棒と鉄球のセットがあれば「それで夕飯になるので手間いらず」と注文を待っている。注文は同店(電話:0256-97-3645)へ。


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