県内市町村の広報紙を対象とした新潟県広報コンクールの審査結果が1日発表され、上位の常連の燕市は広報映像の部で2年ぶりに最高賞の県知事賞を受け、一枚写真の部で県知事賞に次ぐ入選となった。
広報映像の部で県知事賞を受けたのは、燕市の英語教育推進事業「Jack & Betty Project」のようすを1年間かけて撮影したPR動画で、YouTubeにもアップロードしている。英語が話せるようになりたいという少女が勉強して話せるようになったというストーリーも含まれている。
一枚写真の部で入選したのは、広報つばめ10月1日号の表紙写真に使った粟生津小学校児童の登校風景を撮影したもので、朝から暑い夏休み明けに稲穂に囲まれた道を歩く児童の笑顔を切り取った。
新潟県広報協議会主催で毎年開かれているコンクールで、今回で54回目。広報紙、一枚写真、組み写真、広報映像の4部門で審査が行われた。
燕市は2015年にも「もっと!ギュッと!つばめっ子ニュース」のメイキング映像で広報映像の部の県知事賞を受け、さらに上位の全国広報コンクールで総務大臣賞を受けている。今回の作品も全国広報コンクールで審査を受けるが、総務大臣賞の上は全部門を通じて1点の最高賞、内閣総理大臣賞しかない。