三条市のコメと総菜がコラボレーションしたイベント「おそうざいNight(ナイト)!」 が5日、三条市林町2、キママニ食堂で開かれ、開店前から訪れる人もいて盛況だった。
地元のコメをアピールしようとこれまで3回、コメの試食会を中心としたイベント「お米Night !」を開いた三条市岩渕、内山農園の内山徳寿さん(39)と、2年前にキママニ食堂をオープンした斉藤秀和さん(40)が共同で企画。三条市柳川新田、農事組合法人亜倶璃(あぐり)さんじょうも協力した。
キママニ食堂は、ランチタイム、ディナータイムとも、いつものランチタイムのように定番メニューを用意し、7品の総菜が食べ放題。内山農園はキママニ食堂に納めている野菜や亜倶璃さんじょうとともに旬の新鮮野菜、コマツナ、カブ、ブロッコリー、キャベツ、コメ、加えてジェラートや生パスタ、トマトソースも販売した。
総菜のうち、カブとブロッコリーの温野菜、コマツナのサラダ、芽キャベツとニンジンとダイコンの胡麻和えに内山農園のものなどを使った。来店客にも積極的に話しかけてレシピや農産物へのこだわりも伝えた。
開店前から訪れる人もあり、食事はすぐに順番待ちの行列ができる人気。ブロッコリーは用意した17個が開店30分で売り切れ、慌てて商品を追加した。来店客は「見るからに新鮮でおいしそう」とすすんで新鮮野菜を買い求めた。
内山さんは「店に入って買ってくれて、総菜を食べておいしかったからと帰りに買ってくれる人もいた」と喜び、「おそうざいNight !をやってくれという飲食店があれば昼でも夜でも対応するので声をかけてほしい」と話していた。