米山隆一知事は8日、初めて開いた知事主催のメディア懇談会で柏崎刈羽原発の再稼働の可否について、任期中に「結論に至るかどうかはともかく、一定の考え方は示すことになる」とした。
検証のスケジュールや結論を出すタイミングを問われて答えてたもの。米山知事は3、4年で検証が終わった後に再稼働を議論することになるというこれまでの考えを示し、結論は見通せないが、任期のなかで総括すべきことで、任期満了前に「一定ていど、そのとき自分がどう思っているのかということは表明することになるとは思う」と述べた。
質問のほとんどが原発にかかわることで、この直前に開かれた定例記者会見で米山知事は、柏崎刈羽原発と県、県、柏崎市、刈羽村、東電が結ぶ安全協定の明確化を進めることにもふれた。