米山隆一知事は8日、定例記者会見に続いて県庁の記者クラブに加盟していないメディアも参加できる初めてメディア懇談会を開いた。
県の情報を広く発信したいと開いたもので、記者クラブ加盟社以外では東京からフリーのジャーナリストや業界紙、ニュースサイトなど5人が参加した。
米山知事は県政記者クラブ以外にも広くオープンにし、記者会見と同じものをするとした。理由として新聞の発行部数減少、テレビの視聴率低下をあげ、さまざまな新しいメディアに代替されているとし、「そういうメディアの方々を通じて発信するのは意義深いことだと思っている」と述べた。
質問は柏崎刈羽原発に関するものが中心で、原発でのテロ対策、共謀罪の必要性、避難計画、三反園訓鹿児島県知事が川内原発の再稼働を容認したことなどのほか、新十日町病院屋上へのヘリポート建設について、日ロ天然ガスパイプライン構想の進展に関するものもあった。今後も月1回、メディア懇談会を開く。