燕市・吉田地区老人クラブ連合会(平原厳一会長)は10日、吉田シニアセンターで今回で第35回となった毎年恒例の新春双六大会を開き、157人が参加してさいの目に一喜一憂した。
双六は幅5メートル、高さ2.5メートルはある布製の巨大なボード。「町めぐり双六」と名付けている通り地図のように燕市吉田地区にある駅、小中学校、図書館、体育館、文化センターなど公共施設など22のます目を配置し、吉田駅を振り出しに吉田シニアセンターであがりとなる。
止まったます目でのアトラクションやペナルティーは唯一、「斎場」に止まると「1つ戻る」があるだけ。クッションタイプの大きなさいころを投げてこまを進める。
参加者は12人ずつ15の班に分かれ、班ごとに競技して各班の優勝者を決め、さらに15人の優勝者で優勝決定戦を行って3位以上を表彰し、清酒などの賞品を贈った。
ちょうど上がりに止まらないとゴールにならないので、大きい数字が出れば早くゴールできるというわけではない。なかなかちょうどの数は出ず、終盤は笑ったりため息をついたり。会場の大広間は参加者でいっぱいになり、人いきれで暑いくらいの盛り上がった。
双六のあとは空くじなしでサケの半身、しょうゆ、トイレットペーパーなどの賞品が当たる、これも恒例の抽選会を行った。