所得税などの確定申告受付が始まった16日、三条市役所申告相談会場の「税理士無料相談コーナー」で、国定勇人市長が国税電子申告・納税システム「e-Tax(イータックス)」による確定申告を行った。申告書には今回から、マイナンバーの記載が必要になっている。
確定申告の受付開始とインターネットを利用していつでも自宅などから簡単に申告ができる「e-Tax」のPRのため、国定市長が会場で毎年、行っている。
国定市長は午前10時半に会場を訪れ、自身の申告内容をパソコンの画面で確認し、「結構、税金をとられているんだなあ」との感想も。関東信越税理士会顧問の石月良典税理士の説明を聴きながら、操作を行った。
国定市長の電子申請は4回目で、「自分の所得を数字として見るのはこの機会くらい」。納める立場としては「結構な税金」とつぶやいた反面、「皆さまからお預かりしている立場としては、政策などをしっかりとし、大切に使っていかなくてはならいと強く感じました」と気を引き締めていた。
マイナンバーの記載については、「セキュリティがより厳重になったという安心感がある」と話していた。
三条市の申告会場は、「市民税・県民税」は、三条市役所の三条、栄、下田の3庁舎で受付時間は午前8時40分から午後4時。「所得税」の確定申告は、燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで、受付時間は午前9時から午後4時。いずれも3月16日までの開設で、土曜、日曜を除く。