三条中央ライオンズクラブ(福田健男会長)と三条ライオンズクラブ(捧俊雄会長)は16日、両クラブの合同アクトでことしもAED(自動体外除細動器)1台を三条市に寄付した。
午後1時に三条中央ライオンズクラブの福田会長、平松倉一幹事、蝶名林正敏市民委員会委員長、三条ライオンズクラブの捧会長、磯部敦幹事、市民奉仕社会福祉及び保健委員会の岡田竜一委員長と加藤一芳副委員長が市役所を訪れ、国定勇人市長にAEDを手渡した。
AEDは2004年に一般の人の使用が認めれて以来、公共施設などで設置が進んだ。両クラブはまだAEDがあまり知られていない06年から毎年AEDを三条市に寄付し、今回で11台目となった。
実際にAEDを使ったことがないというメンバーの話に国定市長は「音声案内もありますが、人形相手の講習でもパニクります」と慌てた経験を話した。三条市消防本部では、定期的に講習会を開いているほか、希望があれば講習を行っていることを聞き、同クラブの委員会でも受講しようと早速、話が進んでいた。
三条市は、今回、寄付を受けたAEDを、まちなか交流広場「ステージえんがわ」に設置する。三条市の公共施設に設置されているAEDはこれで81台になった。