燕市役所の燕市農業委員会事務局の窓口カウンターで、一足早く咲いたサクラソウが淡いピンク色に染まる小さな花を開いて春を告げているようだ。

開花したサクラソウの鉢植えを飾っている。あわせて花が終わった部分を取り除いたときに一緒に取り除いた部分をもったいないので、水を入れたガラスの器に浮かべて飾っているのもおしゃれだ。

仕掛け人は事務局の大平静夫局長。花の栽培が趣味で、このサクラソウは最初は1本だったが、種を落としてはそれを植えて増やし、これで4代目とか。路地ではサクラソウはまだ咲かないが、大平局長は「花のない時期に咲かせたかったのでハウスに入れた」と言う。

以前からこうして栽培した花をカウンターに飾っており、「人は見かけによらないと昔から言うねっかね」と大平局長は照れ笑いした。