燕市体育協会は18日、燕市民体育館で第40回(男子)・第17回(女子)の燕市近郷中学校バスケットボール大会1年生大会を開き、男女とも燕市立吉田中学校が優勝した。
1978年2月に第1回大会が開かれた。当時、燕中学校バスケットボール部顧問だった藤島聰教諭が、試合出場の機会のない1年生は、基礎練習主体の部活動を続けてきた1年生は年度末になると部活動を続けるかどうか悩むことが多い。
1年間頑張ってきた生徒にコートでプレーをする楽しさを知ってもらい、さらに部活動を頑張ってほしいと同大会主管の燕バスケットボール協会に協力を求めたのが始まり。中学1年生を対象にした大会は今でも珍しい。
ことしは40回の節目となった男子の部に続き、2001年に女子の部もスタート。燕市をはじめ、大会ごとに近郷の中学校にも対象を広げて参加を呼びかけている。
ことしは燕市内をはじめ新潟、三条、五泉、南魚沼から男子7チーム、女子4チームが参加。選手の人数の関係から、男女とも一部は中学1年生に小学校6年生も加えたチーム編成があり、女子の部では燕中と燕中等教育学校が合同チームで参加。男子の長岡市立寺泊中学校は参加予定だったが、インフルエンザの流行で欠場した。
試合はトーナメントで、男子決勝は吉田中が三条第三中に35-33(13-0・7-12・8-9・7-12)で勝ち、女子決勝は吉田中が分水中に64-25(21-3・18-8・6-6・19-8)で勝った。3位以上は次の通り。
【男子の部】
【女子の部】