月岡小3年生が古町通6番町のホコテンで三条市の魅力を発表 (2017.2.19)

三条市立月岡小学校（石井正文校長・児童378人）の3年生59人は16日、新潟市中央区・古町通6番町で総合学習の調べた三条市の魅力を街頭で発表し、PRした。

三条市立月岡小学校3年生が古町通6番町の街頭で三条市の魅力を発表

午前に新潟市歴史博物館みなとぴあへ社会科見学に訪れたあと、午後から発表した。3年生は総合学習で11のグループに分かれて三条市の魅力を調べた。そのうち市の花のヒメサユリ、三条祭り、本成寺、刃物、スノーピーク、いい湯らていの6項目をそれぞれ調べた班が、古町通6番町の歩行者天国の路上で模造紙に書いたまとめや関係資料、ポスターなどを示して発表した。

あわせて「三条凧ばやし」の和太鼓演奏も行い、3年生が1人1枚ずつ手作りした三条市をPRするリーフレットも配布して30分ほどで発表を終わった。

会場はアーケードに覆われて雨や雪の影響を受けないが、幸い好天に恵まれて常に50人ほどが見学していたた。見学者の多くは3年生の家族だったが、暖かい陽気のおかげで通りかかって足を止めて見学する人も多く、3年生の発表に目を細めていた。

班ごとに調べた三条市の魅力を発表

「緊張しておなかが痛い」と弱気になる3年生もあり、かなりの緊張を強いられた。大きな声が出なかったり、途中で言葉が出なくなる場面もあったが、しっかりやり切った。最後は「三条凧ばやし」を大きな声で歌って締めくくると、今度は勇気を出して通りかかる人におそるおそる声をかけ、自分で作ったリーフレットを渡していた。

三条市の電気店を時々、訪れることがあると言う近所に住む女性は「元気な声がしてるから、いいなーと思って聞きに来た。たる太鼓が懐かしい音だなと思った」と思わぬ子どもたちとの出会いを喜んでいた。

3年生は毎年、総合学習で地元三条市の良さや魅力の調査を行い、3年生同士で発表している。5、6年前にも外へ出て調査結果を発表したことがあり、今回は久しぶりに実施した。