三条市環境啓発施設「かんきょう庵」は18日、かんきょう庵DE四季を感じNIGHT「冬を楽しむSAKEの集い」を開き、100人が来場して食事や酒を味わいながら落語や音楽を楽しんだ。
2014年から年4回、季節ごとに夜を中心とした季節感あふれるイベントを企画している。今回は落語研究会新潟県央による落語、極東エレキ民謡チームきよ里×エーサク、かんきょう庵のたい肥で育った野菜をたっぷり使った神保のぶえ野菜料理実演を行い、食事や酒も味わいながら冬の夜をホットに過ごしてもらった。
落語研究会新潟県央からは、子ども落語全国大会の中学生の部で優秀賞を受けたことまある「たら福亭美豚」こと燕市に住む県立新潟盲学校高等部普通科2年加藤健太郎さん(17)も出演。3つの演目を披露して会場を笑いに包んだ。
古典落語「紙屑屋(かみくずや)」では「憧れのハワイ航路」や「テャンチキおけさ」といった懐メロで来場者と一緒に歌って盛り上がった。加藤さんの直近の目標は子ども落語全国大会で決勝へ進むこと。大会では「全国の仲間と交流できるのがうれしい。40人とLINEで交流している」と楽しみにしている。