三条商工会議所青年部(福田隆宏会長・128人)は1日、募金やチャリティオークションなど平成28年度を通して取り組んだ活動として、熊本地震災害義援金に33万円余り、糸魚川大規模火災義援金に10万円余りの計43万円余りを日本赤十字社三条市地区を通じて寄付した。
午後3時に同青年部の福田会長、野水吉朗副会長、梨木美裕樹まちの活性化委員会委員長、結城靖博総務広報委員会委員長の4人が日本赤十字社三条市地区(地区長・国定勇人市長)のある市役所福祉課を訪れ、福田会長からそれぞれの義援金を記した目録を長谷川福祉課長に手渡した。
義援金は、熊本地震災害義援金に33万1,559円、新潟県糸魚川大規模火災義援金に10万4,000円の計43万5,559円。街頭募金や会員企業からの寄付、チャリティオークションなどに寄せられた善意だ。
街頭募金は、昨年8月の三条夏まつりの花火大会会場をはじめ、10月の燕三条駅県央まつり、燕三条スマートBBQフェスタ、11月の県央青年団体大交流会、ことし2月のまるごと県央フェスタ、三条マルシェの会場で計6回実施。「熊本地震災害義援金カジレンジャー募金」として、同青年部のキャラクター「燕三条戦隊スーパーカジレンジャー」も呼びかけた。
チャリティオークションは、趣旨に賛同した市内の企業9社から総額50万円余りの商品の提供を受けたもので、当初、燕三条スマートBBQフェスタで開催する予定だったが天候不良などのため、延期していた。2月11、12日に開催されたまるごと県央フェスタで、両日実施。合計で18万1,500円のチャリティとなった。
同青年部では、被災した人たちの一日も早い復興を祈るとともに、活動に協力してくれたすべての人に感謝していると礼を述べた。