燕市が燕市勤労青少年ホーム跡地に増築した燕市中央公民館の東棟が完成し、4日(土)にグランドオープンする。4、5日は内覧会とあわせて市民教養講座フェティバルも開いて新しくなった市民の学習の場に市民を呼び込み、お披露目する。
4日は午前9時からオープニングセレモニーを行う。内覧会は2日間とも午前9時半から午後5時まで行い、申し込み不要で自由に見学できる。
市民教養講座フェスティバルは、4日は午前9時半から午後5時まで、5日は3時まで開き、市民教養講座受講生の作品展示と体験を行う。入場無料だが、体験コーナーは一部有料。
市は2015年度に中央公民館の耐震改修工事を行った。さらなる機能の充実を図ろうと今年度は老朽化が進んだ隣接の勤労青少年ホームを解体。跡地に東棟として増築し、耐震改修工事をした部分は西棟として両棟を接続、一体化した。
東棟は10日(金)に供用を開始。西棟は鉄筋コンクリート造で地下1階、地上3階だが、東棟は地上2階。東棟は1階に多目的室(229m2)、工芸室(67m2)、窯室(23m2)、2階に調理室(75m2)、講習室A(89m2)、講習室B(95m2)などを備える。
西棟と東棟が一体になるホールを設置。中ノ口川堤防入り口側から直線で正面駐車場に乗り入れが可能になる。
また、記念イベントとして4日午後2時から萱場佳代さんで「スポーツのための栄養学」、5日午後1時から海藤隆之さんで「子どもたちとスマホ・SNS」のそれぞれ講師とテーマで東棟の1階多目的室で講演会を開くほか、4日から12日まで燕市遺跡出土品展を開く。