三条市内中学校で卒業式、合わせて925人巣立つ (2017.3.4)

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三条市内9中学校すべてで3日、そろって卒業式が行われ、合わせて925人が9年間の義務教育を終えてそれぞれの学びやを巣立った。

 大島中学校の卒業式で卒業生に卒業証書を手渡す星校長
大島中学校の卒業式で卒業生に卒業証書を手渡す星校長

大島中学校(星渉校長・生徒73人)では、来賓に国定勇人市長が出席した。卒業生は男子16、女子7の計23人。卒業生は登壇して星校長から卒業証書を受け取ると、ひとりずつマイクで「大島中で学んだことを生かし、歩んでいきます」、「勉強と部活を両立させ、自分の夢をみつけたい」、「将来の目標に向かって頑張りたい」、「3年間、ありがとうございました」と、それぞれの豊富や感謝の気持ちを伝えた。

星校長は式辞で、リオ五輪の代表にもれて悔しい思いをしたことをバネに急成長を遂げた卓球の平野美宇選手から大いに学んでほしいと話し、「夢を目標に、目標を計画に、計画を実行に移し、平野選手のように自らの夢を追いかけ、今まで学んだ多様な生き方モデルを参考に自らの人生を自らの力で切り開いていってください」と求めた。

星校長の式辞
星校長の式辞

国定市長は祝辞で、これまでは用意した文面のあと自らの言葉で話しているがことしはやめることにしたと言い、「みんなの一人ひとりの言葉を聞いて感動し、安心したからです。皆さんであれば、きっと明るい人生を歩んでいける。大丈夫です。みんなの思うがままに新たな一歩を踏み出してください」と激励した。

 国定市長の式辞
国定市長の式辞

続けて、今までの義務教育課程とこれから先歩んでいく人生はまったく違い、これだけはと心の片隅に置いてほしいとし、「新しい環境に踏み出すのは、だれもが恐れ、勇気のいることです。困ったとき、戸惑ったときは、無理をせず、この9年間、分かち合ってきた友だちを思い出し、遠慮なく連絡をしあい、自分自身に再びエネルギーを蓄え、新たな環境にもう一度、踏み出してください」、「何度も言います、君たちなら大丈夫です」と卒業生の門出を祝った。

卒業生全員で記念合唱
卒業生全員で記念合唱

全校合唱、卒業生代表の旅たちの言葉、校歌斉唱などで閉式。続いて卒業生全員で記念合唱『手紙〜背景 十五の春へ〜』を披露し、最後に代表が「3年間、ありがとうございました!」と大きな声で感謝の気持ちを伝えると、教諭や在校生、保護者や来賓から、大きな拍手が贈られた。卒業生の多くは、7、8日の県内公立高校の入学試験に臨む。


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