三条信用金庫本店(三条市旭町2)では35年間、裏の通りをはさんだ向かいに建つ三条市立旭保育所(水野孝子所長・幼児71人)が来春、統合移転することから6日から16日まで同保育所の幼児48人の作品を展示している。
旭保育所は2018年4月1日に裏館保育所と統合され、裏館小学校隣接地に建設中の旭・裏館保育所に移転する。三条信用金庫本店では長年、世話になった旭保育所と「思い出のかかわりをもちたい」と、1月に作品展示の話をもちかけて快く引き受けてもらった。
旭保育所では、行事の合間をぬって3歳児以上の48人から「じぶんのかお」を描いてもらった。画用紙には赤や青、ピンクなどカラフルな洋服を着た笑顔の子どもたちが並ぶ。ふだん落ち着いた雰囲気のロビーで48人の子どもたちの笑顔が迎えてくれ、来店客を和ませている。
会期中は営業日の午前9時から午後7時までロビーを開く。通常の営業は午後3時までだが、子どもを保育所に迎えに来たときや仕事帰りの保護者にも見てもらおうと、店内のローンプラザが午後9時まで営業なので、午後7時までに延長して開放している。