住居・余暇関連総合卸商社の外山産業株式会社(外山晴一社長・三条市南四日町4)は11(土)、12(日)の2日間、燕三条地場産業振興センターで県央地区最大級の住宅設備機器展示会「春のベターリビングフェア2017」を開いている。
「環境、省エネ、安全・安心、防災」をテーマに開き、同社を含む外山産業グループをはじめ、住宅設備機器メーカーなど30社余りが出展し、バス・キッチンなどの住宅設備機器、太陽光発電を中心とした環境商品、エクステリア、レジャー商品などを展示している。
初日11日は、同社の取引先の販売店や工務店をはじめ、家族連れなどが訪れた。各メーカーの展示商品の説明を聴きながら会場を歩き、複数のメーカーの商品を比べ、情報収集をしたり、品定めをしていた。
大型ポストや宅配ボックスが注目を集めている。ヤマト運輸が再配達にかかる負担から値上げ、再配達コストの荷主への負担を検討するなか、再配達の負担軽減につながり、多くの人が足を止めていた。
外山産業は、昨年発売の大型ポストと新商品の大型メール便ポストを展示している。大型メール便ポストは、インターネット通販大手のアマゾンジャパンが扱うメール便(350×400×35ミリ)がすっぽりと入る大きさ。近年、メール便の利用は多いが、ポストが小さい場合、対面で渡すこともあり、対面しないでも受け取れることから安心感も与えているという。同社は今後、さらに大型のポストの発売も検討している。
また、地元三条が本社のコロナでは、地中熱エネルギーを使った住宅用の冷暖房システム「ジオシスハイブリッド」冷温水システムも、低ランニングコストで環境にも配慮する点などに、興味を持つ人も多く、商品説明のほか、県などの補助金についても説明していた。12日は午前10時から午後4時まで、入場無料。