燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」で12日、おいらん衣装を羽織る体験会と桜の紋切り体験が行われ、100人以上が参加してにぎわった。
4月16日に燕市分水地区で行われる分水おいらん道中にちなんで行われたもの。おいらん衣装は5分ほどで羽織れる衣装で、おいらんになった気分を味わえる。
ほとんど休みなく親子やカップルが体験し、記念写真を撮影。中国から訪れた夫婦は、衣装を羽織って見違えるような姿になった妻に夫はスマホのレンズを向け、「かわいい!」と思わぬサービスにご機嫌だった。
紋切りは紙をたたんではさみを入れて幾何学的な模様を作る日本の伝統的な技術で、親子での参加が多く、はさみを使って集中。紙を広げると美しいデザインができあがり、「すごーいっ!」と驚いていた。
また、おいらんをイメージした燕市のPRキャラクターきららんも登場。越後味噌醸造株式会社(木龍康一社長・燕市吉田中町)は、風味を変えた新たに発売する甘酒数種類の試飲も行い、春にふさわしいイベントだった。