三条雪割草寿会(本井富士雄会長)は12日、三条パール金属スタジアム内で第18回雪割草展示会を開き、会員の育てたユキワリソウの展示や販売を行い、切れ目なく訪れた来場者を楽しませた。
同会は三条、燕、加茂のユキワリソウ愛好家10人が会員。毎年、この時期に展示会を開いている。ことしも会員の育てた約160鉢のユキワリソウを展示。販売用に愛蔵品の株分けや実生した鉢植えやポット苗など約1,000鉢を用意し、午前9時の開会前から終了の午後4時まで、市内外からのユキワリソウファンが次々と訪れた。
販売では売り上げを「三条手をつなぐ育成会」に寄付する「チャリティ販売コーナー」を毎年、設けており、今回も一般価格の半額以下のお得な花が並んだ。
来場者は、花に顔を近づけたり、離れて見たりしながら直径1センチに満たない花や3センチ以上の花など、形も色もさまざまなユキワリソウをゆっくりと眺め、春の訪れを楽しんでいた。