三条市本町6、「かじまちの家」の蔵ギャラリーで同所に事務所を置くNPO法人地域たすけあいネットワーク内の手芸サークル「よりなせや」(山浦純子代表・18人)による「つるし飾り展」が31日まで開かれており、会員の作ったつるし飾りなどを展示している。
「よりなせや」は、14年前にパッチワークから始まったサークル。今は毎週木曜と第1、第3火曜の月2回、2つのグループ分かれて活動している。講師は頼まず、本を見たり会員同士で教え合ったりして、着物や古い布で作るつるし飾りをはじめとした作品づくりを楽しんでいる。
蔵をギャラリーとした今回の会場での作品展は初めて。三条市中央公民館で開催された「まちなか文化祭」とのコラボレーション展示として3月1日から開いている。
会場の蔵の中は、つるし飾りを下げた赤い和傘を中央に立て、それを囲むようにひな人形、物語の場面を切り取ったような人形、えとの人形や羽子板、壁面にはタペストリーなど、ひとつひとつていねいに作られた作品が所狭しと並んでいる。
日曜を除く毎日午前9時半から午後5時まで開場、入場無料。