昨年4月にオープンした三条市保内地区交流拠点施設「庭園の郷(さと) 保内」(三条市下保内)が25日、道の駅としてリニューアルオープンした。
「庭園の郷 保内」は、県内有数の植木産地の保内地区の主力産業である植木や庭木の展示販売を通じて、庭園の魅力を発信する場として整備され、周辺の庭園施設と連携し、植木産業の知名度向上を図る拠点と位置付けられている。
当初から道の駅の登録を目指しており、昨年10月に国交省により登録された。その後、道の駅として必要な24時間利用できるトイレやWi-Fi環境、情報施設などを整備し、この日のリニューアルオープンとなった。
ほかにも新潟市・株式会社フレームが「保」の文字をデザインしたロゴを各所に配し、庭園生活館で販売する物品を道の駅に合わせて見直すなどした。県は国道403号沿いの4カ所に道の駅の看板を設置した。
午前10時から行ったオープニングセレモニーではあらためて国定勇人三条市長から谷内田石喜駅長に道の駅の登録証を手渡し、国交省北陸地方整備局新潟国道事務所・大江真弘所長、県三条地域振興局・唐沢俊郎局長も交えてクラッカーを鳴らして道の駅として再スタートを祝ったあと、オープニングイベントのアトラクションを行った。
出店コーナー、施設内の散策ツアー、保内のオープンガーデンめぐり、春の寄せ植え講習会&特製ランチを楽しむ会もあり、好天に恵まれて近隣住民をはじめ多くの市民が訪れてにぎわった。
午前9時から午後6時まで開館、イタリア料理店「ジャルディーノフェリーチェ」は午前11時から午後9時まで営業。