国際ソロプチミスト新潟-茜(野崎桂子会長・会員26人)は26日、三条東公民館で第20回チャリティバザールを開き、オープンと同時に大勢の買物客が訪れた。
毎年恒例のバザールで、会場を加茂市と三条市と交互に開いている。販売品は、会員が提供した日用雑貨やギフト、衣類などで、インスタントコーヒーやサラダ油、洋服、バッグ、タオル、くつなど市場価格の半値以下を基本に値段をつけた。
このほかチャリティーの目玉品とは別に、下田産のコメやサツマイモの販売、三条商業高校のいかパン屋、加茂農林高校が鉢花とタマゴ、いからしの里、ともしび工房、加茂市の雪椿の舎の商品も販売した。
また、同団体はブータンの子どもたちの支援も行っており、毎回、ブータンコーナーを設置。同国の障がいをもつ子どもたちのための職業訓練校で手作りされたバッグやポーチなどの民芸品も販売した。
午前10時の開会を前に、70人以上が行列を作り、オープンと同時に会場内は一気にバーゲン会場さながらの風景。品物を見るのもやっとのにぎわいだが、お気に入りの品物をたくさん手に入れた人は、両手に買物袋をもって満足そうだった。
「国際ソロプチミスト」は、管理職や専門職に就く女性でつくる世界的組織で、人権と女性の地位を高める奉仕活動をする団体。同バザールの収益金は、同団体の活動資金にしており、同団体が運営する「茜奨学基金制度」の原資などに充てている。\