実学系ものづくり大学と医療系高等教育機関の検討状況を説明 (2017.3.28)

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三条市は27日、三条市上須頃地内に2021年に開設を予定する4年生大学「実学系ものづくり大学」と、2020年に公設民営で開設する「医療系高等教育機関」の2つの学校の「三条市高等教育機関の検討状況について」を市議会全員協議会で説明した。

建設予定地
建設予定地

国定市長はあいさつで、このほど実学系ものづくり大学は教育課程などの骨子を中間報告をまとめ、医療系高等教育機関は誘致者と協定を締結し、開設に向けた一端が整ったとした。これまで委員には、市議会定例会の答弁で説明してきたが、あらためて取り組み状況、施設整備の内容を説明し、審議をお願いしたいと述べ、理解と協力を求めた。

実学系ものづくり大学については、育成人財像、履修体系イメージの資料をもとに説明した。重点的に学習する分野として、「電気・電子工学」、「機械・ロボット工学」、「情報工学」、「プロセス工学」の4つの工学分野から、学生が自身の学びの軸とする専門工学分野1つを選択し、ほかの3つの工学分野についても補完的に学修するとし、1つの専門分野を深く探求していく学修方法が多いとする既存大学との違いを示した。

 位置図と土地利用計画(案)
位置図と土地利用計画(案)

この2つの高等教育機関の開設予定場所は、燕三条駅にも近い三条市上須頃地内の北陸自動車道西側(燕市側)。県央基幹病院予定地の近隣で、商業施設予定地をはさんで並び、一体整備を行う。

2つの機関を建設する敷地面積は合わせて28,500平方メートル。ものづくり大学の校舎3,600平方メートル、同実習工場2,610平方メートル、体育館900平方メートル、グラウンド1,600平方メートル、医療系高等教育機関校舎2,000平方メートル、駐車場8,740平方メートル、通路・その他9,050平方メートル。

委員からは、開設後の修繕など三条市との関係、長岡技科大など既存大学との違い、卒業後の学生の地域での受入れ、開設後の地域の産業構造、財政面での負担などさまざまな質問の手が上がった。それぞれの概要は、次の通り。

実学系ものづくり大学
開設年度 平成33年度(平成33年4月 学生受け入れ開始)
開設方法 三条市が目指す大学像を具現するための検討を進め、公立大学法人により開設
教育研究上
の基本組織
1学部1学科 入学定員80名(収容定員320名)
校舎棟施設 (延床面積17,908平方メートル)
医療系高等教育機関
開設年度 平成32年度(平成32年4月 生徒受入れ開始)
学校種 専修学校(専門課程)
開設方法 NSGグループ(学校法人国際総合学園)の公設民営方式の誘致により開設 平成29年3月10日基本協定を締結
教育研究上
の基本組織
看護学科 3年制/入学定員40名・収容定員120名
歯科衛生士学科 3年制/入学定員50名・収容定員150名
医療事務学科 2年制/入学定員25名・収容定員50名
校舎等施設 延べ床面積3,993平方メートル

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