公益財団法人三条市交通安全協会(加藤紋次郎会長)は28日、4月に三条市内20の小学校に入学する新1年生786人分のランドセルカバーなどを三条市教育委員会に寄付した。
午後3時半に、同安全協会の加藤会長、清水美光副会長、楠俊郎栄支部長の3人が栄庁舎の教育委員会を訪れ、長谷川正二教育長らにランドセルカバーと交通安全あいうえお表、その目録を手渡した。
ランドセルカバーは、黄色のビニール製で「こうつうあんぜん」の文字、手を上げた男の子と女の子のイラストがある。
同交通安全協会は、新1年生の交通安全のために毎年、寄付を行っているもので、平成元年(1989)から29回目。交通安全協会会員の会費が、子どもたちを守るために役立てられている。
長谷川教育長は、4月7日の入学式に新1年生に届けるとし、継続的な寄付に感謝し、礼を述べた。加藤会長は、子どもたちの交通安全のマナーはしっかりしているとし「大人を勉強させてほしい」と話していた。