事業者が集めた飲用の空き缶の売却益を児童館や児童研修館の絵本などの購入費に活用する燕市資源ごみ回収・子育て支援連携「カンカンBOOK」の感謝状と児童図書84冊の贈呈式が28日、燕市役所で行われた。
2年目となった事業で、空き缶の回収に参加したのは1年目6と2年目6の12社・団体。アルミ缶6万6,600本、スチール缶3万5,600本、合わせて昨年の2倍近い10万2,200本を集め、売却益は15万1,238円。昨年の7万2,045円の2倍を超えた。この売却益で児童図書84冊を購入し、市内7つの児童館と児童研修館「こどもの森」に贈呈する。
贈呈式では、参加企業がそれぞれの取り組みについて話したあと、鈴木力市長から各事業所に感謝状を贈呈した。感謝状には事業に参加した回数と同じ数の星のマークがついている。和平フレイズMS株式会社の種子秀樹管理本部部長から杉名児童館を利用している小池小学校5年山崎恵実さんと同4年野中拓実さんにリボンを結んだ図書を手渡した。
山崎さんは「わたしは宿題の自主学習で去年いただいた本をよく使っています。ことしの本もとても楽しみです」、野中さんは「こしもすてきな贈り物をありがとうございます。たくさん本を読んで広い世界を知りたいです」と礼を言った。参加企業・団体は次の通り。
▲燕運送株式会社▲三宝産業株式会社▲和平フレイズ株式会社▲森井紙器工業株式会社▲燕三条エフエム放送株式会社▲あいせき株式会社▲白根ガス株式会社▲有限会社片力商事▲焼肉飯店松燕▲佐川急便株式会社越後吉田営業所▲協同組合つばめ物流センター(協力13社)▲燕市役所職員互助会