燕市は3日午前9時半から市役所で新規採用職員26人の入庁式を行って歓迎し、活躍を願った。
新規採用職員は試験区分の内訳で大卒の一般行政7人、建築1人、高卒の一般事務3人、土木2人、民間の一般行政職3人、U・Iターンの一般行政職1人、保健師2人、福祉職2人、保育士5人。
大半がリクルートスーツの新規採用職員は一人ひとり前に歩み出て鈴木力市長所から辞令書を受け取り、中央大学法学部卒業で税務課に配属される志賀覚子さん(22)=燕市=が決意の言葉を述べた。
志賀さんは「いよいよきょうから燕市職員としての第一歩を踏み出すのかと思うと身が引き締まる思い」。研修講話での鈴木市長の仕事の5段活用の話を引用し、「すでに自分の周りで起こっていることや自分の行っていることに問題意識をもち、どうしたら状況が良くなるかを考えそれを周りの人たちと協力し、行動に移すことができるような職員になりたい」と抱負を述べた。
さらに「自分の携わった仕事が将来、燕市の資産になるように、また、燕市が日本一輝いているまちになるように、主体性をもって仕事に取り組み、8万人を超える燕市民の皆さまのお役に立てるよう努力する決意」と述べた。
鈴木市長は訓示で「法令の遵守(じゅんしゅ)、それから市民の目線に立って市民の心に寄り添って市民ファーストということで励んでいただければ」、それには「なによりもまずは服務規律が基本なので市民から 模範として思っていただけるように」と求めた。
学校生活で学んできたことのように正解がなく、正解のない課題や正解がひとつとは限らない課題に挑戦していかなければならず、公式に当てはめて答えが出るものではない。いちばん大切と思うのは「広い視野、深い問題意識、積極性、柔軟性そして協調性。これを備えた職員として成長していってもらいたい」、「配属された先輩諸氏と協力しあいながら日本一輝けるまち燕市の実現に向かって頑張ってもらいたい」と期待した。