7日朝、燕市内で車同士がぶつかる事故があり、運転していた1人が死亡した。ことしに入って燕市内で発生した初めての交通死亡事故で、6日に春の全国交通安全運動が始まってから県内で初めての死亡事故となった。
午前9時半ころ、燕市小中川地内の市道上で新潟市南区大別當、職業不詳福村和宏さん(56)運転の軽自動車と運送会社に勤務する三条市荒沢、運転手飯塚潤子さん(32)が運転する中型貨物車がぶつかった。
この事故で軽自動車を運転していた福村さんは意識不明の重体で市内の病院に運ばれたが、午前10時48分に失血のため死亡した。
現場はJR上越新幹線の西側の側道で、燕三条駅側から小中川の集落と交わる手前の直線道路。事故の状況や原因は調査中だが、2台とも車の前部がぶつかっていることから正面衝突したと思われる。