6日からの春の全国交通安全運動にあわせて米山隆一知事が乗る交通安全ヘリコプターが11日、燕市立小中川小学校(古谷一成校長・児童382人)を訪問し、児童から交通安全を学んでもらった。
毎年、行っている交通安全ヘリコプターの小学校訪問で、米山隆一知事では初めて。この日は阿賀野市立安野小学校を訪問し、続いて小中川小学校を訪問したもので、今回の春の全国交通安全運動にあわせた訪問はこの2校だけ。
小雨が降るなか県警のヘリコプター「ときかぜ」がグラウンドに着陸し、「世界の願い交通安全」とあるたすきをかけた米山隆一知事が降りたつと児童が出迎え、体育館で歓迎交通安全式典を行った。全校児童を前に古谷一成校長のあいさつ、鈴木力市長の歓迎の言葉のあと、児童代表にプレゼントの交通安全定規を手渡し、米山隆一知事が交通安全講話を行った。
米山隆一知事は自分も黄色い帽子をかぶって見せて「皆さんを交通事故から守ってくれるものですから必ずきちんと守ってください」と話し、横断歩道で左右を確認する、道路に飛び出さない、自転車に乗るときはよりいっそう交通ルール守る、車に乗るときはシートベルトやチャイルドシートを閉めるの4つを守るよう求めた。
山岸直人新潟県警察本部長、池田幸博新潟県教育委員会教育長も交通講話を行い、児童代表の3人に続いて全校児童で「自転車の運転に気をつけます」などと声を合わせて誓いの言葉を述べた。
児童は爆音と猛烈な風を巻き起こして離着陸するヘリコプターに目を見張っていた。米山知事も初めてのヘリコプター「わたしも童心に返ってヘリコプターは楽しい」とにっこりだった。