一般社団法人燕三条青年会議所(関義実理事長)は29日、燕市役所を会場に行う同青年会議所20周年記念式典とあわせて「燕三条マルシェ」を開き、初めて燕市の「ツバメルシェ」と三条市の「三条マルシェ」を同時開催する。
式典は午後1時から市役所南側の芝生が張られたおもてなし広場で行い、燕三条マルシェは午前10時から午後3時半まで市役所東側、燕署側の駐車場部分を会場に開く。
出店は三条マルシェ53店舗、ツバメルシェ33店舗の計86店舗。ツバメルシェは「with 弥彦村」として弥彦村からの4店舗を含む。式典には700人近くが出席、燕三条マルシェには8,000人の来場を見込んでいる。
12日に燕市役所で記者会見を行い、関義実理事長は燕三条マルシェの開催意図について、燕、三条、弥彦にそれぞれすばらしいまちの価値があり、「しっかり合同で開催して重ねていくことで、より価値が高まるのではないかと先を見据えて考えた」と話した。
高橋哲也記念式典実行委員長は、これまでは青年会議所関係者だけで行っていた周年式典に一般からもかかわってもらうことについて「われわれまちづくり団体として地域市民の方々にまず感謝を示さなければいけない」、「まちづくり団体の皆さんが一緒になってこの地域がより大きな力を生むじゃないかということを皆さんに伝えたい」と話した。
また、これからの燕三条青年会議所について関義実理事長は、燕三条青年会議所が燕市と三条市の合併を目指して先立って燕、三条の青年会議所が合併して生まれたことから、「創始の理念である中核市の実現、そのためには燕三条市の合併を私たちはあらためて目指さなければならない」と強い決意を示し、式典ではJC宣言文の改定を発表。今年度は総合戦略を策定して5カ年で達成したい」と述べた。