16日(日)の燕市・分水おいらん道中で鉄路の玄関口となるJR分水駅で、8日から16日までサクラ並木のライトアップが行われ、あわせて分水商工会青年部が駅前に観光案内所「桜茶屋」を設置している。
分水駅は改札と反対のホームの後ろに長さ200メートルに渡ってずらりとサクラの木が並ぶ。12日には五分咲きていどまで開花が進み、すでに見ごろ前半。毎晩午後6時から10時まで十数基の投光器でライトアップさており、夜桜の撮影に訪れるアマチュアカメラマンも多い。
「桜茶屋」では、ことしも焼きそば、から揚げ棒、おでん、フライドポテト、フランクフルト、ビール、ジュースなどを毎晩午後6時から9時まで販売している。
13、14日はことしも分水駅の夜桜を楽しんでもらう臨時列車の快速「えちご分水夜桜号」が運行される。2日間とも行きは新潟駅発18時09分、分水駅着19時31分、帰りは分水駅発20時11分、新潟駅着21時32分。
車両はお座敷列車の「NO.DO.KA」3両編成で全車指定席。13日はことしのおいらん役、14日は昨年のおいらん役と分水商工会女性部のハンドベル演奏で歓迎する。
加えてことしは初めての昼の臨時列車「えちご分水お花見号」がおいらん道中前日の15日に運行される。これも「NO.DO.KA」3両編成で行きは新潟駅発午前10時39分、分水駅着12時00分、帰りは分水駅発14時23分、新潟駅着15時43分。燕市観光PRキャラクター「きららん」が登場し、下車後は越後の禅僧、良寛も過ごした地蔵堂商店街や駅前の桜茶屋で地域の特産品などの買い物を楽しんでもらう。