三条市・三条ものづくり学校で15、16の2日間、オープン2周年記念のイベント「工場 蚤(のみ)の市」が開かれており、初日15日は午前11時の開場を待つ人が行列ができるほど人気を集め、にぎわった。
燕三条地域の職人やクリエイター、デザイナー自らが出店者となったマーケットや体験型のものづくりワークショップ、キッチンカーも用意して来場者を待つ。マーケットは旧体育館の多目的ホールを会場に約50ブースに出店。ワークショップは多目的ホールのほかに空き教室も使い、15日は30、16日は31のコンテンツで行われる。
昨年は1周年記念で1日だけで開いたが、予想を大きく上回る3,166人もの来場者があり、圧倒的にコンテンツが足りなかった。1日だけではもったいないとの声もあり、ことしは2日間にし、マーケットもワークショップも大幅に増やした。
雨降りだったためか、昨年よりはやや出足が鈍かったが、それでも校内は大にぎわい。燕三条地域の製品が販売されているほか、ワークショップでは木工、金属加工、印刷、3Dプリンターなどもあり、多様な地元のものづくりの一端を体感できるイベントになっている。16日も午前11時から午後4時まで。