国定勇人三条市長は18日、定例記者会見を行って巡回型ふれあいトークの開催や新年度の三条マルシェ、道の駅のアニバーサリーイベントなど8件を発表した。
加茂市が県央医師会応急診療所(三条市興野1)の負担に応じないことから、先に加茂市民が診療所の運営費の一部に当ててほしいと寄付をしたことについての質問に国定市長は、「義憤を感じてご寄付をいただいたことは大変、ありがたい」、「義憤を感じていることに当事者の一員として申し訳ない」と述べた。
これまで通り「粛々と協力の要請、負担金の支払いの要請をし続けるしかない」が、「心を開いていただけるその日を待ちたい」と期待。今後も加茂市民には「ご利用いただければ」と願う一方、「肩身の狭い思いをされている状況を考えると、もう少し行政って誰のためにあるのかっていうことを立ち返っていただいて賢明な対応をしていただく必要がある」とした。
また、先の県知事選で公職選挙法違反の疑いで書類送検された国定市長が起訴猶予処分となったことについて、告発した市内の女性が検察審査会に審査申し立てを行ったことについて国定市長は「国民固有権利の行使をとやかく言うことではない」、「コメントするまでもないとうこと」と述べた。発表項目の概要は次の通り。
「巡回型」ふれあいトークを開催
参加者も減っていた市長が市内の各地区を回り、市民と語り合う「巡回型」ふれあいトークを約2年ぶりに復活。外部から4人の司会者を招き、トークショー形式で6回行う。
共通テーマとして、平成29年度施政方針から「『ものづくりのまち』の更なる深化」「健幸都市への更なる挑戦」「若年層の転出抑制・転入促進」に向けた施策展開と財政などについて話すほか、地区別の個別テーマについて話す。日程、会場、司会者は次の通り。
平成29年度の三条マルシェ始動!4月は燕市役所での開催、5月は小路を使った「面マルシェ」
今年度の三条マルシェは新しいこと尽くめ。4月は三条マルシェ初の燕市開催。燕三条青年会議所の20周年記念式典とあわせて29日に燕市役所で燕市のツバメルシェと合同で開く。
5月は7日に中央商店街、昭栄通り商店街周辺で開催。毎年秋に行っていた大規模マルシェを5月に行うもので、 商店街から網目状に広がる小路を面にとして楽しむ「面マルシェ」を開催する。
「道の駅」アニバーサリーイベントのお知らせ
23日にリニューアル4年目を迎える「道の駅 漢学の里 しただ」、29日から5月7日に道の駅として3月にオープンした「道の駅 庭園の郷 保内」でアニバーサリーイベントを開く。
日本橋「たいめいけん」のオムライスをステージえんがわで体験
7日に日本橋の老舗洋食屋「たいめいけん」の茂出木雅章シェフをステージえんがわに招き、看板メニューのオムライス作りの見学や試食ができるイベントを開く。午前10時から二・七の市で買い物めぐりをしたあと、たんぽぽオムライス作りの見学と試食、午後0時半からたいめいけんの看板料理オムライスの講話とオムライス作りの見学と一口サイズの試食を行う。
有償ボランティア活動事業「ハッピーボランティア」がスタート
高齢者が地域の担い手として活躍できる環境づくりと高齢者の介護予防を目的に、団体などからの依頼に基づきボランティア活動を行った場合に市が謝礼金を支払う有償ボランティア活動事業「ハッピーボランティア」が1日にスタートした。謝礼金は1時間以上4時間未満の500円が基本、場合によって4時間以上2,000円となることもある。
燕三条エフエムで新番組がスタート
4月から三条市の情報を新たに発信しようと、燕三条エフエム放送で毎週火曜に放送されている「ひとちん電波びより」のなかで、「さんじょう おでかけ information」と「三条ワーキングサポートウェイブ」の新番組2本をスターとする。
「いい湯らてい」の露天風呂がリニューアル
八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」の露天風呂がリニューアルし、景勝八木ヶ鼻を一望できるようになり、リニューアルイベントも計画している。
「さとちん参上(三条)!」の公開収録inいい湯らてい
18日午後2時から三条市の行政情報番組「ピックアップさんじょう」のコーナーのひとつ「さとちん参上(三条)!」の公開収録を八木ヶ鼻温泉 いい湯らていで行った。