高齢者のボランティア活動に三条市が謝礼金を支払う有償ボランティア活動事業「ハッピーボランティア」が今年度、スタートした。
高齢者が地域の担い手として活躍できる環境づくりと高齢者の介護予防を目的に、団体などからの依頼に基づいてボランティア活動を行った場合に市が謝礼金を支払う。
対象となる活動は、市役所業務や自治会等の地縁団体の業務など公共の利益となる地域活動で、加えて高齢者自身の介護予防や健康づくりに役立つもの。謝礼金は1時間以上4時間未満で500円が基本だが、場合によってどうしても拘束時間が長くなる場合は、4時間以上で2,000円となる。
活動を希望する人は、高齢者の社会参画に関する総合相談窓口「セカンドライフ応援ステーション」でボランティア登録をする。その後、セカンドライフ応援ステーションから登録者に活動を紹介し、その依頼を受けて活動する。
有償ボランティアの謝礼金を自治体が負担する事業は、全国的にも珍しいという。今年度の謝礼金の予算は150万円。活動依頼も含め申し込みや問い合わせはセカンドライフ応援ステーション(電話 0256-47-0033)へ。
■■