第51回雪椿まつり大園遊会が23日、加茂市・市民体育館で開かれ、メーン行事のミス雪椿公開審査の結果、ミス雪椿クイーンに寒河江美樹さん(24)=新発田市・会社員=、ミス雪椿に小玉早矢夏さん(20)=五泉市・学生=と馬場佳織さん(19)=三条市・学生=の3人が決まった。
寒くなると思われたことから、屋外ステージから市民体育館に会場を移して開かれたが、ミス雪椿公開審査は、振り袖を着たミス候補10人を特別審査員の票と会場の入場者の投票で審査した。
審査結果の発表はステージ候補者が並ぶなか、ミス雪椿の2人、雪椿クイーン1人が順番に名前を呼ばれ、会場は大きな拍手で祝福。3人は1年間、加茂市の親善大使として市内外のイベントに参加し、加茂市をPRする。
雪椿クイーンの寒河江さんは、「加茂市を県内ならず、日本全国に伝えていけるように頑張っていきたい」。ミス雪椿の馬場さんは、「体を動かすことが好きなので、参加型のイベントに参加して、大いに加茂をPRしたい」、小玉さんは、「加茂にずっといたくなるような魅力を伝えたい」とそれぞれ抱負を話した。
大園遊会では、ことしも加茂市と友好都市の東京都大島町から三辻利弘町長を団長に一行38人が来場。交歓行事では、御神火太鼓などを披露した。
ミス雪椿に決まった3人は、市中パレードで、幌を外したオープン仕様の自衛隊の高機動車に乗り、市民にお披露目。沿道の市民は、笑顔で手を振るミス雪椿に、「かわいいね〜」と目を細め、手を振りかえしていた。