大型連休にせっかく燕三条へ足を運んでくれた帰省客、行楽客に秋の「燕三条 工場の祭典」のミニ版のような形で工場や直営店を見学してもらおうと3、4、5の3日間、7事業所が参加して「燕三条 春の工場めぐり」が行われる。
参加するのは、三条市の庖丁工房タダフサ、諏訪田製作所、マルナオ、三条スパイス研究所、燕市のMGNET、玉川堂、藤次郎ナイフギャラリー。玉川堂は4日は午前は完全休業、藤次郎ナイフギャラリーは3、4日だけ営業する。
ふだんから工場見学、オープンファクトリーを実施している事業所ばかり。各事業所の直営店がメーンだが、一部だけ見学できる工場もあるほか、製造の一端を体験できるワークショップやイベント限定で特別販売を行うところもある。
毎年秋に行われている「燕三条 工場の祭典」で、燕三条地域はものづくりのまちとして工場の開放という新たな視点で注目を集めている。参加者を増やそうとPRイベントなどさまざまな取り組みを行っているが、せっかく入込客のある大型連休に何もせずに手をこまねいているのはもったいないと、参加事業所の有志で初めて企画した。
ふだんなら工場見学に足を運ばない地元の人も帰省した子どもや孫と一緒なら足を運んでくれるのではないか。今回の工場めぐりをきっかけに、工場の祭典を県外に口コミで発信できないか、工場の祭典の集客につながればさらにありがたいなどと期待している。
参加事業所の実施概要は次の通り。詳細や体験の申し込みは、各社のホームページやSNSで確認する。