一般社団法人燕市観光協会(山崎悦次会長)は大型連休後半、「燕の匠(たくみ)と『ものづくり』」と称して燕市産業史料館を会場に3日は鎚起銅器の小皿づくり体験、4、5日はアクセサリー製作体験を行うので、帰省客や地元の人たちの参加を呼びかけている。
鎚起銅器の小皿づくり体験は、午前9時から午後3時まで行い、所要時間は約1時間、料金700円。1枚の丸い銅板をいろいろな金づちでたたいて、小皿をつくる。初心者でも容易に作れる。
アクセサリー製作体験は所要時間約3時間で、午前9時から正午までと午後1時から4時までの2回に分けて行う。料金は2,700円。1枚の銅板から自分のイメージを形にしながらアクセさせリーを作る。デザインから仕上げまでじっくり時間をかけて世界にひとつだけの作品を完成させる喜びを味わう。
いずれも燕三条地域の金工家でつくる水燕鎚工会(すいえんついこうかい)の会員が指導する。料金のほかに燕市産業史料館の入館料が必要。問い合わせは一般社団法人燕市観光協会(電話:0256-64-7630)。
また、燕市産業史料館では1年を通して純銅ビアカップ鎚目(つちめ)入れ体験を行っている。所要時間約30分でビアカップ(料金2,000円)、ショットグラス(1,500円)、ぐい呑み(1,500円)の鎚目入れをいつでも体験でき、大型連休中に思い出の品を残すのに燕の伝統技術の手作りがお勧めだ。