三条市・ステージえんがわで営業する三条スパイス研究所は、5日午後1時半からえんがわ裏手のウコン畑でウコンの苗を植えるための土作りのワークショップを行う。2時間の作業で、作業後にスパイスティーによるお茶会付きで参加費は1,000円。
ウコンの地下茎を乾燥した香辛料がターメリック。三条市下田地区で25年、ウコンを栽培している山崎一一さんの指導で昨年、ステージえんがわの裏手に山の土を入れ、約600平方メートルの広さの畑を作ってウコンを栽培した。
栽培を担当したのは、新潟市西蒲区の岩室地区に住む養蜂(ようほう)家の草野竜也さん(30)。土田さんの畑では1株で1.5kgほどの収量があるが、昨年は100株を植えて100kg近く収穫し、まずまずのできだった。収穫したウコンは三条スパイス研究所でも使っている。
昨年も土作り、苗植え、収穫をワークショップとして行った。ことしも同じ形で取り組む。昨年、土作りは参加者で一から畑を耕したら思った以上に時間がかかっため、ことしは先に軽く耕しておこうと草野さんは4月27日、作業を行っていた。
昨年の栽培の経験から課題も見つかった。畑を配水が悪く、うねが低いためにウコンが弱った。また、収穫は雪が降る直前まで先延ばしした方がさらにウコンが太ることもわかった。
「昨年はとにかくウコンを作ることに集中した」と草野さん。「ことしはウコンの栽培を見せること、ウコンの栽培を広く知らしめる活動をやっていく」と話した。参加申し込みや問い合わせはステージえんがわ(070-2827-8883)へ。